最終更新日:2010/03/10

こういう使い方は違法です。写真素材、イラスト素材

写真素材あるいはイラスト素材を使用する場合に大事なことは、それらには、必ず著作権があるということです。
著作権者が、個人であろうが、会社であろうが、写真素材やイラスト素材には、作成元が存在します。
写真素材会社の男性
したがって、写真素材やイラスト素材を使用したい場合は、著作権者の許可が必要ということです。
仮に無断で使用すれば、著作権法違反になり、罰金等が科されます。
また、無断で加工したり、変更したりすれば、それもまた、著作権侵害になります。

ただし、写真素材やイラスト素材に関わらず、いわば作品全体について、争いになることが、パロディーの創作になります。
パロディーは、既存の作品などを元に作られるため、著作権との関わりが、密接になります。
裁判所の判断においては、パロディー創作が、著作権違反か否かは、オリジナル性の有無にあるとの見解があります。

たとえば、ある人が作成した豚の絵に、角を書き込んで、豚鬼などのイラストを作ったとします。しかし、ただ角を書き込んだだけで、オリジナル性があると言えるでしょうか?
それよりも、豚や羊や牛を書き込み、豚の作成者の名前を冠して、ぼくたちを助けて下さい、とした方が、その作成者の意図が見えます。
拙い例になりますが、オリジナル性とは、その作成者が自分で考えた結果などによるものとなります。

また、公に発表している写真素材やイラスト素材を使用したい場合、いちいち著作者に許可を取ることは、利便性に欠けています。
そのため、書籍などと同様、引用元をきちんと明記すれば、違法にはなりません。

なお、著作権期間は、一般的に50年とされています。
現在、その期間を延長するかどうかの議論が、行われています。

こういう使い方をして、使用権利を取り消されました

写真素材やイラスト素材の利用の仕方によっては、使用権利が取り消される場合があります。
それは、写真素材やイラスト素材にも、著作権が発生しているからです。
クライアントと相談する写真素材会社の女性
では、どういう場合に、写真素材やイラスト素材の使用権利が取り消されるのでしょうか?
まず、前提として、フリーの使用が認められているもの以外、写真素材やイラスト素材の著作権者から、許可を取る必要があります。
もしそれがなければ、使用自体禁止になります。

次に、使用許可を取る場合、どういう場所で、使用するかなども、取り決められます。
しかし、使用場所が約束と異なれば、それもまた、使用権利が取り消される理由となります。
たとえば、写真素材を私的なホームページのみに使用する、との約束していましたが、そのホームページに、アフィリエイトの広告があったとします。

アフィリエイトは、広告による収入を見込んだ営業行為になり、私的行為ではありません。
したがって、私的なホームページのみに使用すると約束したのに、アフィリエイトを行っているホームページで利用すれば、該当写真素材の使用禁止となります。

また、写真素材の使用許可が取れたとしても、著作権者との間で、使用元の明記を約束したにも関わらず、使用元が明確になっていなければ、使用禁止になります。
また、たとえ許可があったとしても、誹謗中傷などの目的で使用しても、禁止になります。

ある女優の写真などをアダルトサイトに貼り付け、営業目的とともに、わいせつな言葉を並べて、人を呼び込めば、即使用禁止となります。
このように、著作権者との間で、取り決めがあったとしても、それを遵守するように、利用しなければ、写真素材の使用禁止となります。

大事なことは、たとえ写真素材の使用が許可されたとしても、常識を持って利用することです。